採用担当者がこっそり教える、仕事を早く覚えるコツ
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新しい仕事を始める時には誰もが思いますよね。
「早く仕事を覚えて一人前になりたい」って。
今回は当社の社員の中で見つけた、早く仕事を覚えることができる方の傾向と、仕事を覚えるコツをご説明いたします。
早く仕事を覚える方の傾向
早く仕事を覚えることができる方の傾向として、次の点が挙げられます。
- 自分で考えることができる人
- 失敗しても挫けず、失敗から学べる人
- 仕事ができる人をよく見ている人
- 一緒に仕事する仲間を大切にできる人
- 道具を大事に使える人
一つずつ見ていきましょう。
自分で考えることができる人
塗装の仕事、特に入社したばかりの方がする仕事は、単純作業の繰り返しがメインです。
単純な作業は特に何も考えなくてもできてしまう仕事ですが、何も考えずに作業している人と、自分なりに考えながら作業をする人では違いがすぐに表れます。
では、考えながら作業するとはどういうことでしょうか?
- その作業をやる意味・目的について考えながら作業する
- その作業をより正確にできる方法を考えながら作業する
- その作業がより速くできる方法を考えながら作業する
入社したばかりでもできそうですよね。
そして考える人と考えない人では、仕事を覚えるスピードが変わってきそうですよね。
塗装に限らずどのような仕事でも、その仕事の意味や目的を考えることはとても重要です。
失敗しても挫けず、失敗から学べる人
仕事をしていると失敗することはよくあります。誰もが失敗します。
でも失敗することはそんなに悪いことでしょうか?
塗装の失敗ではこのような事例がよくあります。
「塗料を塗りすぎて、タレてきてしまった・・・」よくある失敗です。
この失敗をそのまま放置したり隠してしまっては、本当にただの失敗です。
しかし、この失敗から原因を学び改善して、次に塗装する時にキレイに塗装できるようになったとしたら、その時の失敗は失敗ではなく、成長するための糧だったとも言えます。
失敗することに憶病になりすぎず、失敗を経験しながらそれを糧に成長することにフォーカスできる人は、仕事の覚えも速いです。
仕事ができる人をよく見ている人
職人の世界では「師匠の仕事から見て学べ」なんて教えられることがあります。
今の時代はすぐにそれなりの仕事ができるように、マニュアルなどを用意して効率よく人材を育成することが求められます。働く方もまずはマニュアル通りに作業することに注力します。
確かにマニュアルを覚えれば仕事はできます。
しかしその先に行くには、マニュアルどおりでは行けません。
職人の仕事には言語化しきれない感覚や、無意識のうちに身体が動いていることが非常に多いからです。
仕事ができる人を見ることで、ちょっとした仕草や違和感に気づき、その仕草や違和感の意味を考えたり、実際に聞いてみることで自分のものにしていくことがとても重要なのです。
あまりマニュアルに縛られすぎず、時には仕事ができる人を見て、真似してみることも大切です。
一緒に仕事する仲間を大切にできる人
塗装は様々な工程を経て、完成品として仕上がります。
一つの塗装品に対して、マスキングをする人、下塗りをする人、研磨する人、上塗りをする人、検査する人、多くの人が関わることで高品質の塗装を提供することができます。
多くの人が関わるからこそ、次の工程の人のことを考えて仕事ができたり、困っている人を助けられる「仲間を大切にする人」は信頼されます。
そして「仲間を大切にできる人」は「仲間に大切にされる人」でもあります。
一人の人間でできることは限られます。
当社は1+1が3にも4にもなる会社を目指し、皆で助け合いながらものづくりに取り組んでおります。
道具を大事に使える人
道具を大事に使えない人は仕事ができません。
過去いろいろな職人を見てきましたが、道具を粗末に扱う人で仕事ができる人は残念ながらいませんでした。
塗装歴50年を超える当社の塗装職人は、とにかく道具がきれいです。
塗装していると作業服に塗料がついて汚れるのが普通なんですが、全然汚れない。
「なんでそんなに汚れないんですか?」と聞くと、一言「それも技術なんだよ」と。
使い終わったスプレーガンもいつもピカピカに掃除しています。
職人の心は道具に表れると言われますが、道具を丁寧に扱う人は仕事も丁寧ということだと思います。
最後に
早く仕事を覚えることができる方の傾向と、仕事を覚えるコツについてご説明致しました。
塗装の仕事に限らず、どのような仕事にも応用できることなので、コツを掴んで仕事に活かしていただければと思います。
当社にご興味をお持ちいただいた方は、こちらのエントリーフォームからご応募ください。